クッション材・クッション素材のことならお任せ

不織布は加工性に優れており、様々な機能を付加できる素材です。また、大量生産が可能で価格的にも安価で安定しているので、身の回りのものから土木・建築、先端産業の中まで、幅広く使用されています。
その中でも、不織布の機能を活かしたクッション材としての使用例は非常に多く、弊社でもお客様のご要望に合わせて最適な不織布を加工・製造してまいりました。こちらでは弊社で製造した事例をご紹介いたします。

お客様からのご要望

「現在はウレタンフォームを使用しているが、通気性が無いために着用時にムレが発生してしまいます。不織布で作りたいけど適当な物が無いのですが・・・」

ヒアリング内容と弊社からのご提案

ウレタンと比べての不織布のメリットは「通気性がある事」、デメリットは「洗濯耐久性に劣る事」があげられました。不織布を使いたいものの耐久性で難点があるため、これといったクッション材がないとお困りでした。
弊社では両者の利点を兼ね合わせる必要があり、耐久性の高い素材をポリエステル繊維に混合した不織布を作りました。
下着メーカー様からは要望通りの商品ができたと喜んでいただけました。

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お客様からのご要望

「自動車の防汚兼緩衝カバー用の不織布＋ポリエチレンラミネート品を、安定した品質で、納期も早く作ってもらえないでしょうか？現在は、コストが安いので海外から購入していますが、納入毎に厚み等が不安定な上、1ヶ月後劣化しボロボロになってしまいます。また納期対応も遅いので、非常に困っています・・・」

ヒアリング内容と弊社からのご提案

顧客の要求事項は、仕様の均一性、耐候性、透湿・防水性（雨風を防ぎ、結露を防止する）の3点でした。海外品のポリエチレンラミネートは耐候剤を使用しておらず、透湿性もありませんでした。
不織布は弊社で安定したものが製造できるため、その他の要求を満たすために、透湿・防水・耐候性を持ったポリエチレンフィルムを手配し、不織布と点接着を行いました。試作の結果、品質は全てクリアできました。
海外品よりコストは若干高くなりましたが、返品や納期対応のリスクをお客様が総合的に判断された結果、採用に繋がりました。

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お客様からのご要望

「現在、他の不織布メーカーより抗菌防臭不織布を購入しているけど、数年経つと変色するため、どうにか解決したいのですが・・・」

ヒアリング内容と弊社からのご提案

ヒアリングの結果、クッション材の抗菌剤に銀が使用されており、変色は銀が原因である事が分かりました。お客様のほうで弊社に相談する前に、他の不織布メーカーに相談されたとのことでした。他の不織布メーカー品は定番品であるため、1反〜の購入が出来るという点では利便性がありました。そこで、対策品の開発を依頼してみたところ、返答としては「同一商品を他社にも販売しているので、1社の希望で仕様変更が出来ない状況のため、自社向けに開発を依頼した場合には相当数のロットが必要」とのことでした。
そこで弊社では、銀以外の抗菌剤を入手し、試作を行いました。ロットについては、弊社では中小型の設備を持っているため、1反〜は無理なものの、大手より少ない製造ロットで対応することで、満足していただく商品を製作することができました。

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お客様からのご要望

「現在、綿の表面に別工程で表面にシートを貼り合せた中綿を購入していますが、もっとコストダウンできないですか？」

ヒアリング内容と弊社からのご提案

詳しく状況をお聞きすると、シートを貼っている理由は、裁断をする際に表面に字や図が描くことができ、工程上利便性があるためでした。特にシートが何であっても構わないとのことでした。
弊社からは不織布ラインのカード機を同一ラインに3台設置しているのを利用し、1台をシート化できる素材の送り込み用とし、1工程でシート付き中綿の製造ラインにすることができました。最終的に1工程なのでコストダウンのご提案ができました。

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